アリソンジャパン、大型商用車用電動アクスルeGen Power™を日本初展示

脱炭素社会に向けた電動アクスルを
「人とくるまのテクノロジー展2021オンライン」に出展

東京2021年6月— 中・大型商用車向けオートマチックトランスミッションの世界最大手メーカーであり、ハイブリッド駆動システムおよび完全電気駆動システムを含む商用車向け駆動ソリューションのサプライヤー、アリソントランスミッションの日本法人であるアリソンジャパン株式会社(代表取締役社長 ニコラス・ダルマ)は、現在開催中の「人とくるまのテクノロジー展2021オンライン」にて、完全電気駆動およびハイブリッド駆動ソリューション「Allison eGen™」ブランドの中・大型トラック・バス向け電動アクスル「eGen Power™」を日本で初めてオンライン出展しています。https://aee.online.jsae.or.jp/ja/exhibition/detail.html?id=457 (要登録)

アリソンは世界的な脱炭素社会の実現に向けた潮流の中、責任ある企業市民としての役割を果たすべく、完全電気駆動およびハイブリッド駆動ソリューションの開発に過去3年間で2億5千万ドルを投じ「Allison eGen™」ブランドを展開しています。

日本で初展示となる「eGen Power™」シリーズは、完全統合型システムで、モーター、多段変速ギアボックス、シフトアクチェーター、水冷オイルクーラーが一体型となっており、従来の車両シャシとサスペンションの設計変更を最小限に抑えることができます。また非常にコンパクトなデザインのため、トレッド間にバッテリーや補機類が必要とするスペースを確保できることが特徴です。高効率な走りを実現する多段変速ギアは、低速登坂走行から高速走行まで、あらゆる走行シーンをカバーします。今回の展示モデルは、デュアルモーターを搭載した「eGen Power™」で、軸重は10〜13トンに対応、大型商用車クラスでは最大となる、連続出力557馬力(416kW)、瞬間最高出力は722馬力(539kW)*に達します。 (*供給電圧650V時)

「eGen Power™」」の高い性能と信頼性に加え、優れた加速性や操作性が評価され、アリソンは、今年4月に英国における消防車両、レスキュー車両のマーケットリーダーであるEmergency One(UK)社とパートナーシップを締結し、今後アリソンの電動アクスルが同社の製品に順次導入される予定です。

アリソンは、これからも限りある地球の資源を有効に活用できるよう、新技術の開発により高効率化を目指し、世界中の商用車メーカーとともに脱炭素社会構築の実現に向け活動をしてまいります。

25 6, 2021

 

アリソントランスミッション(NYSE: ALSN)は、商用車および防衛車両向けの車両推進ソリューションを設計・製造するリーディングカンパニーであり、中・大型のフルオートマチックトランスミッションの世界最大のメーカーであるとともに、世界の働き方を改善する電動化推進システムのリーダーでもあります。アリソン製品は、オンハイウェイ・トラック(配送、塵芥収集、建機、消防、救急)、バス(スクールバス、路線・観光バス)、キャンピングカー、オフハイウェイ・ビークルおよび機器(エネルギー開発、鉱山用機器、建設)、防衛車両など、さまざまな用途で使用されています。1915年の創業以来、本社を米国インディアナ州インディアナポリスに置き、世界150カ国以上で事業を展開し、オランダ、中国、ブラジルに地域本部、米国、ハンガリー、インドに製造拠点を持つほか、インディアナ州インディアナポリス、ミシガン州オーバーンヒルズ、英国ロンドンに電動化エンジニアリングセンターを置くなど、グローバルなエンジニアリングリソースを有しています。また、アリソンは世界各地に1,600以上の独立した販売代理店およびディーラーを有しています。詳細については、allisontransmission.comをご覧ください。